iPhoneとツイッターで会社は儲かる [ビジネス書]
ツイッターをビジネスに活かす方法。ツイッターでPRして営業で儲けるという方法ではなく、コミュニケーションを活性化し儲かる体質を作るという方法を紹介する。
新刊熟考
●iPhoneとツイッターを使えば、社内コミュニケーションが活性化し、会社が元気になり、そして会社は儲かるという意味に捉えたい。「儲かる=すぐに現金が手に入る」という意味ではない。新書はタイトルにインパクトを求めすぎるきらいがある。
●単なるツイッター礼賛ではなく、ツイッター活用によるメリット・デメリットが説明されている。導入の注意点にまで言及されていて、まさに実践の書といえる。
●なお、タイトルに会社とあるが、本書の内容は、大企業、中小企業を問わず、部署、チームなどの小集団にも当てはまる話である。
●ツイッターによって社内コミュニケーションが活発になったあとは、社内の情報共有が問題となる。本書の後半は、クラウドコンピューティングについて。
●専門用語を当たり前のように使うことなく、アナログ人間にもわかるように書かれているところが本書のいいところ。ツイッターとか、クラウドコンピューティングといわれても何かわからない人にもお勧め。
目次
1章 ツイッターを会社で導入する目的とは
2章 ツイッターを全社導入して起きたこと
3章 ツイッターのメリット・デメリット
4章 アイフォーンとツイッターが会社にもたらすもの
5章 グーグル・アップスとアイフォーン
6章 コミュニケーションのクラウド化で会社は儲かる
スペシャル・インタビュー グーグル辻野晃一郎社長
著者のブログ
EC studio 社長ブログ
http://blog.ecstudio.jp/
その他のツイッターお勧め本
・ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)
・Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
・週刊 ダイヤモンド 2010年 1/23号 ツイッター特集
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