「真意」を伝える技術 人の心を動かす「かくれ目線」のススメ [ビジネス書]
「真意」が伝わらないのは、間違った伝え方をしているからではないか?
- あながの評価が大きく変わる!
- 「わかってほしいことが」正しく伝わる16のルール
目次
1章 「目線」で損をした人たち
2章 いろいろな「かくれ目線」
1 弱みを見せる
2 名前を覚える
3 態度で示す
4 聞く
5 会う
6 質問する
7 自由に述べさせる
8 掘り下げる
9 立ち位置を変える
10 アピールしない
11 スピードを上げる
12 効率を重視しない
13 まず、ねぎらう
14 断定せず、示唆する
15 失敗談を話す
16 ユーモアを入れる
人の心を動かす「かくれ目線」
違法駐輪を排除するために、「駐輪禁止」と表示すれば「上から目線(命令)」を感じて反発される。「ここに自転車を停めないで下さい」と表示すれば「下から目線(お願い)」を感じて軽く見られてしまう。
そこで、「ここは自転車の盗難が多発する場所です」と表示したら、見事に違法駐輪が激減したという。命令でもない、お願いでもない、そういった意図を感じさせずに伝えるコツ、これが著者のいう「かくれ目線」のこと。
本書は、「真意」を伝え、人の心を動かす「かくれ目線」を解説する。弱みを見せる、名前を覚える、態度で示す、立ち位置を変える、まずねぎらうなど、16のルールに整理し、それぞれに実践例が紹介されている。どれもスグに活用できる。
「かくれ目線」を使うことで、コミュニケーションが大きく変わり、「好感度」「表現力」「交渉力」が劇的にアップし、あなたの評価が大きく変わるという話。職場での人間関係、部下への指導、近隣問題など、応用範囲は広いと思う。
2010-04-28 13:32
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