最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本! [社会人の教科書]
経済と政治の仕組みを説明しながら、最新ニュースの読み方を解説します。仕組みを理解することで、日々の断片的なニュースが互いに繋がり、さらにこれから何がニュースになるのかを予測できるようになります。これが本書の醍醐味です。
- 作者: 細野 真宏
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!
経済と政治の仕組みを説明しながら、最新ニュースの読み方を解説します。仕組みを理解することで、日々の断片的なニュースが互いに繋がり、さらにこれから何がニュースになるのかを予測できるようになります。これが本書の醍醐味です。
ただし、経済と政治の仕組みの説明については、前著との重複もかなりあります。Amazonレビューを見ますと、この点を本書の欠点に挙げる方が何人かおられました。
私も、細野氏の著書はほとんど読んでいるので、たしかに随分重複があるなと思いました。重複部分は省いて、もう少し安くするか、もっと扱うテーマを多くして欲しいと思ったほどです。
もっとも、新しい読者もいることですし、前著を読まなくても理解できるようにするには、必要な重複だったと思います。仕組みの話は本質的な話なので、説明もそう変わりようがないのだと思います。
至れり尽くせりのわかりやすさ
本書を読むのに予備知識は不要です。テレビで経済のニュースを見てもさっぱりわからないという人でも大丈夫です。ひとつひとつのニュースを噛み砕いて、専門用語も丁寧にわかりやすく説明してくれます。
説明はもちろん、重要な部分は太字、理解を助けるわかりやすいイラストがグラフなど、至れり尽くせりのわかやすさです。とにかくわかりやすい。ああそいういうことだったのかと納得の嵐です。しかもよく整理されているので、きちんと頭に残るところもいいです。
取り上げる話題は、消費税、国の借金、子供手当て、財源問題、霞ヶ関埋蔵金などの最新のニュースです。
ほとんど毎日耳にする言葉ばかりですが、わかったようなわからないような気分でいる人も多いと思います。また、国債だの、プライマリーバランスだの、特別会計という言葉を聞いて理解を放棄してしまった方もいることでしょう。
本書は、そんな方にお勧めします。
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